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防具編成の基

初めて護術士をするにあたり、「どう防具を組めばよいのかが分からない」、「そもそも開始間もないのに防具は揃うの?」と言う方は多いですが、実はポイントを抑えればそう難しいものではありません。
これから護術士をやりたい方はぜひ、こちらをご確認ください。
※本ページの解説は、動画「
初心者講習二限目 かたくなりたいごじゅつし」で解説している内容となります。必ず動画と合わせてご確認ください。

​1.​護術士的に強いって何でしょう?

護術士を始めたばかりの初心者や、これから護術士になろうとする方にこの質問をすると、ほとんどの方が「何があっても、絶対に死なないこと」と回答します。
​この答え、正解です。
​では、絶対に死なないために必要なものは何でしょう? 皆さんがすぐに思いつくのは、物理防御・魔法防御・HPだと思います。その中でも特に重要視されるのは物理防御です。理由は「武器編成の基本」でも解説していますが、
護術士が使用する武器の大半が、「守護型」または「特殊守護型」攻撃であるためです。

「守護型」攻撃は、物理防御力を参照して攻撃の威力が決まります。また、「特殊守護型」攻撃は、物理防御力と魔法防御力の、どちらか高い方を参照して攻撃の威力が決まります。そしてどちらの場合も、被ダメージ軽減スキルのUP・DOWNの影響を受けるため、被ダメージ軽減をDOWNすると「守護型」および「特殊守護型」攻撃の威力が上がり、被ダメージ軽減がUPすると「守護型」および「特殊守護型」攻撃の威力が下がります。
※被ダメージ軽減DOWNが80%付与されている場合、半分の40%が守護型・特殊守護型攻撃のバフになっています。

敵の攻撃には物理攻撃・魔法攻撃の区別があるため、当然魔法攻撃しかない敵と戦うのであれば、ある程度の魔法防御が必要になります。とはいえ物理防御を下げすぎると、今度は火力タゲが取れなくなるため、注意が必要です。ではある程度の魔法防御を維持しつつ、とにかく物理防御を上げてしまえば、火力タゲを取りつつ攻撃に耐えられるのでしょうか?


これから解説するのは、護術士の仕事を実行するために必要な、基本の防具編成です。

​2.ダメージ耐性を上げましょう!

実は何よりも大事なステータスがあります。それが、「ダメージ耐性」です。
ダメージ耐性は防具・装飾の属性で増減し、1属性に特化することで、表防具・装飾の5種で10%、補助防具・装飾の20種で20%の、合計30%まで付与可能です。
どういうことかと言うと、光耐性0%状態で受ける光属性攻撃のダメージが1万だったとしたら、光耐性30%状態で受ける光属性のダメージは30%軽減され、7千になります。
ここからさらに護術士の防火服である、被ダメージ軽減80%の効果も加わると、何とダメージは千4百まで下がるのです。
ダメージ耐性30%を補うには、戦闘前ステータスで物理防御・魔法防御ともに5千必要と言われています。装備・装飾で得られるダメージ耐性は物理攻撃・魔法攻撃の両方を防ぐことが可能かつ、戦闘時は常に効果を発揮するため、多少戦闘前物理防御が下がるとしても、同じ属性の防具・装飾に統一する方が断然お得なのです。
この、同じ属性の防具・装飾に統一することを「染(そめ)」と言います。
染は、とにかく同じ属性の防具・装飾に統一するだけで完成するため、開始間もない頃は低レベルのグランバトルや、防具・装飾ザックザクで手に入る防具・装飾で十分足ります。ランク54になれば全ての補助装備枠が解放されますので、ランクを上げつつ染めましょう。装備セットが複数登録可能ですので、属性ごとにプレセットとして登録しておくと便利です。属性相性図を覚えるのが苦手な方は、登録セット名を「対火敵用」として水染の装備を登録する、といった方法をお勧めします。

※各属性の護術士用防具・装飾の詳細は、装備・合成情報タブの該当ページでご確認ください。

​3.​護術士に向いている防具を選ぼう!

装備・装飾のスキルが発動するのは表装備分のみのため、表装備選びはとても重要です。この時注意しなければならないのは、一部の防具に付いている「職業制限」です。
スキルの説明文に「●●士でバトル中」のように、ある特定の職業が書かれているのが職業制限付き防具です。職業制限付き防具は、その職業ではない時でも身に着けることはできますが、職業が合致していないと、戦闘時にスキルが全く発動しないため、注意しましょう。
職業制限がない防具でも、物理防御・魔法防御のスキルが付いている物が護術士向きです。こういったものを優先的に手に入れて身につけましょう。
なお、防具・装飾は同じシリーズを必ず身につけなければならないわけではないので、例えば物理防御を維持しつつ、魔法防御も取り入れたい時に、上防具を物理防御スキルのものに、下防具を魔法防御スキルのものにしてバランスを取ることも可能です。色んな組み合わせを考えてみましょう。

​4.​スキルレベルを上げよう!

防具のレベルを上げることは皆さんすぐに思いつくのですが、初心者が案外忘れがちなのは、スキルレベルを上げることです。スキルレベルは最大9まで上げることが可能で、上げるほど戦闘時に発動するスキルが強くなります。

例えば上の画像の場合、スキルレベル1状態での[1]のスキルは4%発動しますが、スキルレベル9状態での[1]のスキルは7.2%発動します。
この場合は7.2-4=3.2%なので、8段階上げると+3.2%になることを意味します。また、3.2÷8=0.4%なので、スキルレベルが1上昇するごとに0.4%ずつ[1]のスキルが強化されることを意味します。
計算が面倒な方は、スキルレベル1状態での数値(この例であれば4%)の1/10が、1スキルレベル分の上昇値(この例であれば0.4%)と覚えてしまいましょう。
なお、防具のスキルレベルを上げるのに必要な青石や、装飾のスキルレベルを上げるのに必要な緑石は、防具・装飾ザックザクで手に入る不要な防具・装飾(回避系など)を砕くことで簡単に手に入りますので、積極的に上げましょう。

​5.​合成をつけよう!

防具・装飾には最大3つの合成を付けることが可能です。護術士に必要なのは物理防御・魔法防御・HPですので、これらのスキルがつく合成素材を入手し、積極的に付けましょう。勿論使わない聖導士専用防具を魔防極大の合成素材に使うのもありです。
​また、合成は琥珀の牙を消費することで、「入れ替え」と「継承」も可能です。
入れ替え:同一防具の同一スロットに付いている合成を入れ替えられます。
継承:同一部位かつ同一スロット間であれば、違う防具・装飾に合成を移動できます。
「入れ替え」は、例えばA防具の1番スロットに「物理防御とHP」などのように、効果や属性が異なる複数の合成を付けている場合に、実際に効果を出したい合成を入れ替えることが可能です。入れ替えは琥珀の牙を消費さえすれば何度でも可能なため、剣術士と魔導士がよくこれを利用し、メインの防具に6属性の合成を付けて、探索切り替わり時などに入れ替えて使用しています。
「継承」は、例えばA上装飾の1番スロットに付いている「物理防御」のスキルを、同一部位であるB上装飾の同一箇所である1番スロットに移動することが可能です。継承は琥珀の牙を消費さえすれば何度でも可能なため、戦術的に光属性の防具に地属性の合成を付けたい場合などで、護術士がよく利用します。
※合成素材の詳細は、装備・合成情報タブの「合成素材情報」ページでご確認ください。

​6.​CS威力を意識しよう!

合成は物理防御や魔法防御といったスキルとは別に、必ずある特定の属性CS威力が上がります。「CS」とは「コマンドスキル」の略で、CS威力が高いほど該当する属性の武器を使用した時のダメージ量や回復量が上がります。
実は防具・装飾に染があるように、武器にも染があります。
CS威力はメイン武器で20%、補助武器で10%の合計30%まで上げることが可能ですが、合成も1属性に統一すれば、さらに飛躍的に上昇可能です。例えば全て特大合成の場合は、1か所に付きCS威力は1.2%上がるので、全ての防具・装飾に3スロットの特大合成を付与すれば、CS威力が18%上がる計算です。とはいえ戦略的に表武器を染めるのは護術士にはまず無理なので、染めるのは主に補助武器になります(上級補助の武器は、染とは無関係です)。
ここで重要なのは、「何を基準に武器染めの属性を決めるか」です。
これが剣術士・魔導士であれば、迷わず敵の弱点属性に染めるところですが、実は護術士は戦略的に編成したメイン武器の都合で、敵の弱点属性では火力タゲが取れない場合があります。この場合は、ヘイトを管理する武器(主に獲得ヘイト系)に染めないと意味がないため、注意しましょう。

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