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分析と対策の基本
いついかなる時でも基本4手の維持ができるようになった護術士なら、味方をもっと守りたいと思い始めているでしょう。しかし「どうすれば守れるの?」、「守り方がよく分からない」と言う方は多いです。実は熟練の護術士であれば、初見の敵でもある程度の対応ができるのですが、何を見て判断しているのか、気になりませんか?
これから護術士をやり込みたい方はぜひ、こちらをご確認ください。
※本ページの解説は、動画「中級者講習一限目 もっとまもりたい護術士」で解説している内容となります。必ず動画と合わせてご確認ください。
1.まず敵を知ろう!
実はミトラスフィアの敵はセリフごとに攻撃の種類や範囲が決まっており、場合によっては攻撃パターンもある程度決まっています。例えば敵の物理攻撃を防ぐ目的で、トレーネ盾(魔法被ダメージDOWN付与)を使用しても意味がありませんよね? つまり、敵の攻撃の種類や範囲、パターンを見抜くことができれば、それだけ的確な護術ができるのです。では、どういったポイントでそれは見分けられるのでしょうか?
これから解説するのは、より高度な護術士の仕事を実行するために必要な、分析力と対策方法を身につけるための基本です。
2.詠唱の種類を見分けよう!
敵味方問わず、攻撃時に詠唱が必要な場合は、実は決まったエフェクトが発生しており、この詠唱時のエフェクトによって、攻撃の種類を見分けることが可能になっています。
炎が立ち上るような詠唱エフェクトは、物理攻撃の詠唱エフェクトです。
クルクルと螺旋を描く詠唱エフェクトは、魔法攻撃の詠唱エフェクトです。
三角形の模様が立ち上る詠唱エフェクトは、高揚などのバフの詠唱エフェクトです。これらを見分けることが可能となれば、初見の敵でもある程度対応可能となりますので、護術士を本職とするのであれば、必ず詠唱の違いを見分けられるようになりましょう。なお、動いている時のほうが詠唱の違いがはっきり分かりますので、必ず動画「中級者講習一限目 もっとまもりたい護術士」を合わせてご確認ください
3.攻撃範囲を見分けよう!
ミトラスフィアでは敵の攻撃範囲が以下の6種類あり、それぞれ攻撃を受けるときに見分けることが可能です。残念ながら攻撃を受ける前に見分けることはできませんので、次回以降に生かせるよう、記憶することになります。
1)単体攻撃
2)前列攻撃
3)近い列攻撃
4)遠い列攻撃
5)後列攻撃
6)全体攻撃
上記画像は1)単体攻撃の例です。どの場所にいても一人だけ攻撃を受けることで判別できます。今回の例であれば、同じ列にいる他の味方が誰もダメージを受けていないことから、単体攻撃と判別可能です。
上記画像は2)前列攻撃の例です。前列にいるプレイヤーのみダメージを受ける攻撃ですが、前列に誰もいなければ全員攻撃を回避可能です。後列にいる味方全員にMISS表示があることから、前列攻撃と判別可能です。
上記画像は3)近い列攻撃の例です。敵から見て一番近い列にいるプレイヤーのみダメージを受ける攻撃で、必ず誰か一人は受けなくてはならない攻撃のため、通常護術士が担当して受けます。近い列にいる味方全員にダメージが入り、遠い列にいる味方全員にMISS表示が出ないことから、近い列攻撃と判別可能です。
上記画像は4)遠い列攻撃の例です。敵から見て一番遠い列にいるプレイヤーのみダメージを受ける攻撃で、必ず誰か一人は受けなくてはならない攻撃のため、通常聖導士か弓術士(またはその両方)が担当して受けます。遠い列にいる味方全員にダメージが入り、近い列にいる味方全員にMISS表示が出ないことから、遠い列攻撃と判別可能です。
なお、近い列攻撃および遠い列攻撃は、必ず誰か1名は受けなければならない攻撃のため、全員が同一列に並んだ場合、全員攻撃を受けてしまいます(これを列事故と言います)。列事故が起こった場合、全滅または護術士のみ生き残ることになるので注意しましょう。
上記画像は5)後列攻撃の例です。後列にいるプレイヤーのみダメージを受ける攻撃ですが、後列に誰もいなければ全員攻撃を回避可能です。前列にいる味方全員にMISS表示があることから、後列攻撃と判別可能です。
上記画像は6)全体攻撃の例です。どの列にいても、全員がダメージを受けることで判別可能です。攻撃範囲を見分けられると的確な護術を選べるようになりますので、護術士を本職とするのであれば、敵の攻撃範囲を必ず見分けられるようになりましょう。
4.状態異常を把握しよう!
状態異常には以下の4種類があり、それぞれ効果が異なります。
1)毒・猛毒
2)怪我
3)呪い
4)魔痕
1)毒・猛毒は戦闘時の最大HPがダメージ量に影響します。よってダメージ量を減らすには、戦闘時HPが増えないようにする程度しか対策がなく、護術士にとっては最も厄介な状態異常です。
魔道具や聖導士のメイスで簡単に解除が可能です。
2)怪我は使用者(つまり敵)の物理攻撃力が高いほどダメージ量が増加し、かけられた対象(つまりプレイヤー)の物理防御力が高いほど、ダメージ量が減少します。また怪我スキル使用時の使用者(つまり敵)の物理与ダメージUP・DOWNおよび、かけられた対象(つまりプレイヤー)の物理被ダメージUP・DOWNもダメージ量に関わります。
つまり常に物魔の被ダメージDOWNが80%付与されており、元々物理防御力を上げまくって戦っている護術士にとっては、最も楽な状態異常ということになります。
逆に普段から物理防御力を上げにくい魔導士や聖導士にとっては、非常に痛い状態異常となります。
3)呪いは使用者(つまり敵)の魔法攻撃力が高いほどダメージ量が増加し、かけられた対象(つまりプレイヤー)の魔法防御力が高いほど、ダメージ量が減少します。また呪いスキル使用時の使用者(つまり敵)の魔法与ダメージUP・DOWNおよび、かけられた対象(つまりプレイヤー)の魔法被ダメージUP・DOWNもダメージ量に関わります。
つまり常に物魔の被ダメージDOWNが80%付与されており、元々魔法防御力もそこそこ上げて戦っている護術士にとっては、そこまで恐ろしい状態異常ではないということになります。聖導士には最も楽な状態異常です。
逆に普段から魔法防御力を上げにくい剣術士や弓術士にとっては、非常に痛い状態異常となります。
4)魔痕は使用者(つまり敵)の物理攻撃力と魔法攻撃力の平均が高いほどダメージ量が増加し、かけられた対象(つまりプレイヤー)の物理防御力と魔法防御力の平均が高いほど、ダメージ量が減少します。また魔痕スキル使用時の使用者(つまり敵)の魔法与ダメージUP・DOWNおよび、かけられた対象(つまりプレイヤー)の魔法被ダメージUP・DOWNもダメージ量に関わります。
つまり常に物魔の被ダメージDOWNが80%付与されており、元々物理防御力と魔法防御力の両方を上げて戦っている護術士にとっては、そこまで恐ろしい状態異常ではないということになります。
逆に普段から物理防御力と魔法防御力を上げにくい剣術士・魔導士にとっては、非常に痛い状態異常となります。
5.護術の種類を知ろう!
護術には以下の8種類があり、それぞれ効果が異なります。
1)後列移動
2)ダメージバリア
3)ガッツ付与
4)回避率UP付与
5)被ダメージUP削除
6)与ダメージDOWN付与
7)被ダメージDOWN追加
8)ダメージ耐性付与
1)後列移動は意外かもしれませんが、立派な護術です。というのも、前列攻撃は護術士と言えども受けると死ぬ攻撃がほとんどですし、後列移動するだけで、受けるダメージが半減するため、強烈な単体攻撃を受ける場合にも有効な手段となります。ただしギミック的に特殊なもの以外は、近い列攻撃に対処するために護術士が後列移動することはできないため、注意しましょう(通常、近い列攻撃に耐えられるのは護術士のみです)。
なお、一言で「後列移動」と言ってもさまざまで、フルッタフルー等の回復魔導具で前列攻撃を回避するのは勿論有効ですが、強烈な単体攻撃を受ける際に耐性UP系武器で後列移動する、あるいは被ダメージ軽減スキルが切れないようにHG延長系・IF延長系の武器で後列移動する、与ダメージDOWNやダメージバリアを付与しつつ後列移動するなど、戦略の幅が非常に広いのが特徴です。どういった武器で後列移動するのが最も効果的かを考え、武器を選択しましょう。
※「HG延長系」、「IF延長系」、「耐性UP系」、「与ダメージDOWN系」、「ダメージバリア系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの各該当ページでご確認ください。
2)ダメージバリアは、ダメージバリアを付与する武器の使用者の戦闘時最大HPを参照してダメージを軽減するバリアを張ります。例えば30%のダメージバリア付与が可能なクリセラ盾を、戦闘時最大HPが2万の人が使えば、2万の30%で6千ダメージを軽減可能なバリアが付与される、ということです。効果グループが異なるダメージバリアであれば重複付与も可能ですが、同一グループのダメージバリアを複数回張るには、複数回付与が可能な武器を使用する必要があります。ほとんどのダメージバリアには効果時間がないのも特徴です。
なおダメージバリアはHPUPバフの恩恵を受けるため、例えば聖導士からのHPUPバフを受けて戦闘時最大HPが2万の人が、戦闘時最大HPが2万8千に増強された状態でクリセラ盾を使用すると、2万8千の30%で8千4百ダメージを軽減可能なバリアが付与されます。また、HP割合ダメージに唯一対抗できる護術です。
ただし、どんなに些細なダメージを受けても各効果グループのダメージバリアを1回のダメージに対して1回消費する点に注意が必要です。例えば多段攻撃への護術としては、ネルヴィス盾のように同一グループのダメージバリアを複数回付与可能な武器を使用しない限り不向きです。
※「ダメージバリア系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの該当ページでご確認ください。
3)ガッツ付与は、ガッツを付与した状態であれは、戦闘時最大HP以上のダメージを受けても、1回だけ必ずHP1状態で生きることが可能となります。戦闘時最大HP以上のダメージを受けない限りは消費しないため、特にステータスがまだ十分に上がっていないプレイヤーに付与すると保険になります。
ただし当然、瀕死状態からHPを回復しなければならない聖導士の負担が大きくなるため、多用は控えるほうが良いでしょう。また使用時に自傷があるものが多く、クールタイムも長いため注意が必要です。多段攻撃を耐えるにも、最後の攻撃を受ける時までにHPが2以上残っていないと、ガッツ消費後の攻撃で死ぬ可能性があるため、注意しましょう。
※「ガッツ付与系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの該当ページでご確認ください。
4)回避率UP付与は、7.9秒間だけ大幅に回避率を上げ、敵の攻撃を回避する護術です。複数の敵から集中砲火を受ける際に特に効果的です。ただしクールタイムが非常に長く、敵が命中率UPを999%付与している場合など、回避できない攻撃もあるため、注意が必要です。
※回避率UP付与系に該当する武器の詳細は、武器情報タブの「その他系」ページでご確認ください。
5)被ダメージUP削除は、敵から被ダメージUPのデバフを付与された際に使用することで、デバフを削除する護術です。主に斧を使用しますが、修羅の印籠に限り魔導具での被ダメージUP削除が可能です。
ただし、斧には盾用斧(回避率DOWN削除斧と物理攻撃力DOWN削除斧)と剣用斧(被ダメージUP削除斧)があり、剣用斧でなければ被ダメージUP削除ができないため、注意しましょう。
※被ダメージUP削除系に該当する武器の詳細は、武器情報タブの「その他系」ページでご確認ください。
6)与ダメージDOWN付与は、敵の与ダメージを下げることで、効果時間内の敵の攻撃を全て弱体化する護術です。効果グループが異なるものを重複付与することもできます。ただし敵が与ダメージUPバフを大幅に付与する場合は効果が薄くなるため注意が必要ですし、ヒット時しか発動しない武器もある点に注意しましょう。
※「与ダメージDOWN系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの該当ページでご確認ください。
7)被ダメージDOWN追加は、通常味方に付与しているHG30%やIF50%の被ダメージDOWNとは別に、7.9秒間被ダメージDOWNを大幅に追加付与する護術です。被ダメージDOWNを100%付与することで、受けるダメージを1にすることもできます。
ただし物理・魔法どちらかの被ダメージDOWNしか追加付与できないものが多いため、敵の詠唱をきちんと見分けて使用する必要があります。また、使用時に護術士自身の被ダメージは10%UPするものが多いため、諸刃の剣である点にも注意しましょう。
※「被ダメージDOWN系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの該当ページでご確認ください。
8)ダメージ耐性付与は、装備耐性とは別に、特定の属性耐性UPを追加付与する護術です。効果時間が25~40秒と長いものは効果が10~15%と少なく、効果時間が7.9秒と短いものは30~60%と大幅に付与可能です。属性耐性UPを100%付与することで、受けるダメージを1にすることもできます。
物理・魔法どちらの攻撃にも対応可能かつ、護術士自身にデバフがないため、護術士の花形護術です。ただし特定の1属性の攻撃にしか効果がないため、各属性ごとに専用の武器が必要となり、6属性分各種揃える必要があります。護術士を本職とするのであれば、必ず揃えましょう。
※「耐性UP系」に該当する武器の詳細は、武器情報タブの該当ページでご確認ください。
なお、強力な護術ほど、7.9秒という短い効果時間と長いクールタイムに縛られるため、いかに的確なタイミングで最も効果的な護術を行うかが鍵となります。「7.9秒を制する者は、護術を制する」と言っても過言ではありません。自分にできる最高の護術で、敵に対抗しましょう。
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